小平市内にある「クラブハウスはばたき」をご存じでしょうか。
クラブハウスは、精神障がいのある方が仲間やスタッフと協力しながら活動し、自信や役割を取り戻していくことを大切にしている場です。今回は、クラブハウスとはどのような場所なのか、クラブハウスはばたきの特徴や独自の取り組みである「過渡的就労(TE)」、実際に見学した感想などをご紹介します。
目次
クラブハウスとは?
クラブハウスモデルは、精神障がい者リハビリテーションモデルのひとつです。
クラブハウスは、メンバー(利用者)とスタッフが協働するコミュニティであり、相互支援(パートナーシップ)を実現するための場です。お互いに協力しながら活動することで、「いつでも来られる場所」「温かく迎えられる場所」「いつでも帰ってこられる場所」を大切にしています。
クラブハウスでの活動を通して自尊心(自信)を取り戻し、自分らしい次のステップへ進んでいくことができます。
(日本クラブハウス連合ホームページより引用)
クラブハウスはばたきの特徴
クラブハウスはばたきでは、活動内容ごとにユニットが分かれており、就労に必要な力を身につけていきます。
キッチンユニット
- 昼食作り
- 献立作成
- 買い物
- 会計処理 など
事務ユニット
- 電話応対
- 予定表・ニュースレター作成
- 交通費計算
- 郵便物整理 など
就労ユニット
- 公園清掃
- 備品管理
- 請求書類作成
- 工賃計算
- シフト表作成 など
それぞれの活動を通じて、働くうえで必要な知識や経験を身につけることができます。
クラブハウスはばたきの特徴である「過渡的就労(Transitional Employment:TE)」とは?
過渡的就労(TE)は、クラブハウスが開拓し契約した事業所で働く仕組みです。
入院歴や就労歴は問われず、「働きたい」という本人の気持ちが参加条件となります。あらかじめスタッフが仕事を覚え、メンバーへ教えながら職場でサポートを行うため、安心して就労に挑戦できます。
また、賃金は事業主からメンバーへ直接支払われ、最低賃金以上が保障されています。就労支援の専門家が支援するというよりも、メンバーとスタッフが協力しながら運営している点も大きな特徴です。
見学した感想
電話で問い合わせをした際には、事務ユニットの方がとても丁寧に対応してくださいました。事務ユニットでは、LINEオープンチャットやブログの運営も行っているそうで、地域とのつながりを大切にされていることが伝わってきました。
また、昼食は300円で利用でき、野菜をたっぷり使った温かい手作りの食事が提供されています。一人暮らしで食生活が偏りがちな方にとっては、とてもありがたい取り組みだと感じました。
以前から注目されている過渡的就労についてもお話を伺いました。クラブハウスが仕事を開拓し、スタッフが仕事を習得したうえでメンバーへ引き継ぐことで、仕事に空白期間を作らず、継続的に受託できる仕組みを築いています。最近では委託される仕事も増えているそうです。
その他
新しいパンフレットが完成したそうです。目を引くデザインで、クラブハウスはばたきの魅力が伝わる素敵な内容となっていました。機会があれば、ぜひ手に取ってみてください。
まとめ
今回は、小平市内にある「クラブハウスはばたき」をご紹介しました。クラブハウスは、仲間やスタッフと協力しながら自信や役割を取り戻し、自分らしい生活や就労につなげていくことを大切にしている場所です。興味をお持ちの方は、市役所の障がい者支援担当窓口や担当の相談支援専門員に相談してみてください。
※本記事には、クラブハウスはばたきおよび日本クラブハウス連合ホームページの内容を参考にした記載を含みます。


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